2012 Bilateral Workshop:長崎教授:招待講演のお知らせ:12/12

[2012 Bilateral Workshop]
12/12 11:00-12:00 Plenary Session 1 [Meeting Room Shippo]

Prof.Masao Nagasaki
(Tohoku Medical Megabank Organization, Tohoku University)
Title: Data Management and Bioinformatics of High Throughput Sequencing Data on the Massive Parallel Supercomputer Environment and Future
(英語での講演になります)
http://www.smapip.is.tohoku.ac.jp/~dex-smi/2012/BW-Tohoku-TsingHua-201212/
場所:Place
Hotel Sakan,Yumoto Akiu, Taihaku-Ku, Sendai 982-0241, Japan
宮城仙台:秋保温泉 伝承千年の宿佐勘
http://www.sakan-net.co.jp/access/

第18回インシリコ・メガバンク研究会開催のお知らせ:11月30日

第18回インシリコ・メガバンク研究会を下記のとおり行いますのでご案内いたします。

・日時:平成24年11月30日(金) 17:00‐18:30

・場所:東北メディカル・メガバンク機構2階会議室1
http://www.megabank.tohoku.ac.jp/info/access.html

・演題: ミトコンドリアゲノム特性の進化的保存性と機能低下・疾患への視点
・講師:佐藤行人氏(国立遺伝学研究所)
・概要:脊椎動物ミトコンドリアゲノムの遺伝子配置は、魚類から哺乳類に至るまで5億年以上保存されているが、その機能的意味は20年来の謎である。演者らはゲノムの翻訳と複製の2視点から配列比較解析を行った。その結果、翻訳時に使用度の高いtRNA 遺伝子ほど高発現領域に配置されていること(r = -0.1260, p = 0.0104, n = 336)また複製時に一本鎖でいる時間が長い領域ほどコードするtRNAアンチコドンサイトにG・T塩基が多いこと(r = 0.4281 p = 0.0234, n = 22)を明らかにした。ミトコンドリアゲノムが翻訳時の効率、及び複製時のtRNA機能欠損回避の両面において合理的な配置を持つことが示唆されると共に、de novo 変異によるゲノム機能低下についても新しい視点が提供される

・世話人:長﨑 正朗

11/16 第17回インシリコ・メガバンク研究会開催のお知らせ

第17回インシリコ・メガバンク研究会を下記のとおり行いますのでご案内いたします。

・日時:平成24年11月16日(金) 17:00‐18:30

・場所:東北大学星陵キャンパス
東北メディカル・メガバンク機構プレハブ棟2階会議室1
(事務室と同じ建物になります)

・演題:メタゲノムワイド関連解析によって明らかにされる2型糖尿病患者の腸内細菌叢
・講師:奥田修二郎先生(立命館大学)
・概要:2型糖尿病は、現在では世界中で患者数が急速に増加している内分泌疾患の一種である。メタゲノムワイド関連解析という新しい手法を用いて2型糖尿病患者と健康な人との腸内細菌叢を比較した。その結果、2型糖尿病関連マーカーを多数同定することに成功した。また、これらのマーカーによって2型糖尿病を診断できる可能性が示唆された。今後、他の疾患へのメタゲノムワイド関連解析の応用によって病気の診断や治療が期待される。 
一般にメタゲノム解析には、次世代シーケンサーのような高速な配列決定能力が必要であるが、未だ高価であり処理も煩雑である。このようなメタゲノム配列決定を必要としない仮想的なメタゲノム構築法についても紹介する。

・世話人:長﨑 正朗

入試:医学系研究科大学院説明会開催のお知らせ:12/1

医学系研究科大学院説明会開催

日時:2012 年 12 月 1 日(土)13:30~15:30終了予定
会場:星陵キャンパス医学部1号館 第1講義室

過去問の公開は、13:00~13:30、説明会終了後16:00までです。
説明会終了後に研究室訪問の時間を取ってあります。
 ※事前に訪問希望のコンタクトを推奨しております。

事前の参加申込みや費用などは必要ありません。
駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用下さい。


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第16回「インシリコメガバンク研究会」:11月2日

「インシリコメガバンク研究会」の第16回(バイオインフォマティクスデータ解析サブワーキンググループ会議第3回)を11月2日(金)に行います。

疾患関係のデータベースなどの話となります。ご興味のある方はご参加ください。

演題:統合化推進プログラムにおける疾患関連多型・変異情報の情報共有化の取り組み
日時:11月2日(金)16:00-18:00
場所:星陵キャンパスメガバンク棟会議室1
日立製作所中央研究所:小池麻子

概要:近年急速に増加しつつある疾患関連多型・変異情報の散逸を防ぎ、研究者間でデータを共有化するために、我々のグループ(東大医・病院、遺伝研、日立中研)では、Human
variation/GWAS DB(https://gwas.biosciencedbc.jp/)を構築し、GWAS・NGS変異データの預け入れと再配布を行っている。これらのDBにおいてはGWASデータ、健常者や患者のSNVのみならず長配列の挿入/欠失、構造多型まで収集対象とし、日本人/アジア人の変異と表現型(疾患、薬剤応答、ウィルス耐性)との関係の体系化を目指している。本発表においては、実験手法・計算手法によるバイアス、疾患ごとの変異の特性について概観するとともに、独自に開発している配列解析・遺伝統計技術等についても紹介する。
世話人:木下賢吾

論文掲載のお知らせ:Oxford Journals:長崎教授

Oxford Journalsに以下の論文が掲載されています。
「XiP: a computational environment to create, extend, and share workflows 」
Masao Nagasaki; Andre Fujita; Yayoi Sekiya; Ayumu Saito; Emi Ikeda; Chen Li; Satoru Miyano

Abstract:
http://bioinformatics.oxfordjournals.org/cgi/content/abstract/bts630?
ijkey=DXtNf2vgjT88PNG&keytype=ref

PDF:
http://bioinformatics.oxfordjournals.org/cgi/reprint/bts630?
ijkey=DXtNf2vgjT88PNG&keytype=ref

カテゴリー: news

創薬研究のためのデータベース講習会のお知らせ: 11/3 開催

2012年11月3日(土)、平成24年度第2回データベース講習会「創薬研究のためのデータベース講習会」が開催されます。

詳細はhttp://hinv.jp/lecture/20121103.htmlよりご確認下さい。
講習会の中で、
長﨑正朗教授(ゲノム解析部門)、山下理宇准教授(ゲノム解析部門)、荻島創一講師(医療情報ICT部門)が講義を行います。

日 時 2012年11月3日(土)10:00-17:00(開場9:30)
場 所
東北大学星陵地区IT教育施設 (医学部4号館6階)
JR仙台駅よりバス約20分「大学病院前」下車
定員 50名
参加費 無料
参加申し込み方法
http://hinv.jp/lecture/20121103.htmlでご確認下さい。

問合せ先 :産総研・バイオメディシナル情報研究センター
分子システム情報統合チーム
データベース講習会事務局
E-mail : togo20121103-ml*aist.go.jp(*を@に変えてご連絡ください)
電話 03-3599-8808
主催 : 産業技術総合研究所
共催 : JSBi東北地域部会
後援 : 東北メディカル・メガバンク機構


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東北大医学部:長崎正朗教授 講義:10/19(金)

長崎正朗教授 がグローバルCOE 第8回Network Medicine特論にて講義を行います

日時:10/19(金)17:30~
場所:東北大学医学部5号館201号室
タイトル「高性能シークエンスデータのバイオインフォマティクス解析の現状と課題」
※学生に関わらず、是非ご参加し、活発にご討議下さい。

【講義要旨】
ゲノムデータ取得技術の進歩により全世界の研究者が一つのヒト参照ゲノムを作成した時代から十年、掌サイズのシークエンサを用い血液から簡単に大量のゲノムを読む時代、つまりゲノム超ビックデータ時代を迎える。
本講演では、次世代シークエンサデータの基礎的な一塩基多型、構造変異解析などのヒトゲノムリシークエンスバイオインフォマティクス解析の流れから、現状のリシークエンスデータの解析における課題点について概説する。また、演者の関わってきた国際共同研究である国際がんゲノムコンソーシアム(ICGC)プロジェクトで算出されているデータがどのような規模で、どのような方法を用いてスーパーコンピュータ上でデータ処理・管理を行っていたか、どのような時間スケールで解析を進められていたかについてICGCのバイオマーカー探索・開発チーム中川チームリーダーや東京大学医学部の小川誠司先生との全ゲノム解析やエクソーム解析で使われた計算リソースの経験を交えて紹介を行う

※詳細はNM-GCOEのHP(以下のURL)をご覧ください。
http://www.nm-gcoe.med.tohoku.ac.jp/event/20121019/index.html

インシリコ・メガバンク研究会のお知らせ:10/12(金)開催

geneXplainというソフトウェアを使って、どのようにして癌細胞に作用する薬の探索支援を行うかといった
事をテーマに、Dr. Olga Kelをお迎えしてお話いただきます。

Title: How promoters help to find new drugs Mechanisms of action of
RITA compound on cancer cells
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演者: Dr. Olga Kel
所属:Director Applied Life Science Informatics geneXplain GmbH
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時間:10月12日(金)15:00-16:00
場所: 東北メディカル・メガバンク機構 プレハブ棟2F会議室1
参加:自由
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長﨑正朗教授:セッション登壇のお知らせ :生命医薬情報学連合大会:10/16

生命医薬情報学連合大会
(2012年日本バイオインフォマティクス学会年会、情報計算化学生物学会(CBI学会)年次大会)にて行われる
セッション「東北メディカル・メガバンク計画:大規模3世代ゲノムコホートによる次世代ゲノム解析への挑戦」
にて、長﨑正朗教授が登壇を行います。

※このセッションは、参加無料・事前登録不要となっております。

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セッション日時:2012年10月16日(火)15時半から17時
セッション番号:S-5
会場:タワーホール船堀(東京都江戸川区船堀4-1-1)・研修室401
定員:84名
※このセッションは、参加無料・事前登録不要です。
セッションタイトル: 「東北メディカル・メガバンク計画:大規模3世代ゲノムコホートによる次世代ゲノム解析への挑戦」
Tohoku Medical Megabank Project: A challenge to the next generation genome biology by large scale genome cohort studies

オーガナイザー:木下賢吾教授(東北メディカル・メガバンク機構ゲノム解析部門)
講師:
栗山進一教授(東北メディカル・メガバンク機構 バイオバンク部門 部門長)
「ゲノムコホートとバイオバンク」
Genome cohort study and biobank
長﨑正朗教授(東北メディカル・メガバンク機構ゲノム解析部門)
「ゲノムコホートとスーパコンピュータ及びインシリコ解析戦略」
Genome cohort, super computer, and strategies of in silico analysis
安田 純教授(東北メディカル・メガバンク機構ゲノム解析部門)
「東北メディカル・メガバンク事業におけるゲノム・オミックス解析の展望」
Perspective of genome-omics analysis at Tohoku Medical Megabank Project

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場所

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